ゲーム発掘レビュー第1弾「幻想水滸伝 ティアクライス」

どんどんゲームやって面白いのを見つけよう企画スタート。
ストーリーとかに関してはあまり書くつもりは無いが、ネタバレがあるかもしれないので注意。
あと幻水シリーズは初プレイなのでそのあたりご了承いただきたい。

基本情報

タイトル 幻想水滸伝 ティアクライス
ハード DS
メーカー コナミ
ジャンル コミュニケーションRPG

よかった点

  • キャラクターが魅力的

108人もいる割りには結構みなキャラが立ってて面白い。ただ仲間にする場面がかなり適当なケースが多かったので、出会いにもうちょっと深みがあるとよかった。

  • 戦闘のテンポがいい

バトルの形式はコマンドを選択するオーソドックスなドラクエ式だが、攻撃順によっては複数のキャラが同時に行動するので結構爽快。わかる人は少ないと思うが、メタルマックス2の戦闘モードCのような感じ。

悪かった点

  • ムービーがしょぼい

ところどころにアニメムービーが挿入されるんだけど、総じてクオリティがいまいち。特に装備品のデザインや持ち方に違和感を覚える。DSなので画質がよくないのも残念。

  • 編成のインターフェースが不十分

仲間が108人もいるわけで装備を付け替えたりする手間をいかに減らすかが肝だと思うが、過去作を通じてそれが磨かれてきたようにはあまり見えなかった。少なくともパーティーにいないメンバーの装備を全部はがすくらいはできてほしかった。

いいのか悪いのか微妙な点

  • マップを調べる必要が無い

Aを連打しながら壁を這うのがRPGというものだと思っていたが、イベントがあるところにはマーカーが出るので無駄に調べまわる必要が無い。楽だが、ある意味RPGの醍醐味が一つ失われてしまったとも言える。にしてもタンスや壺を荒らす時代は終わったのか。

  • 難易度が低い

とにかく詰まるポイントがない。ラスボス以外で苦戦するところはまず無いし、ダンジョンにも仕掛けが無いので詰みようがない。サクサク進めるという意味ではストレスがないが、このあたりはやる人によりけりかな。

総評

とにかくストーリーをサクサク進めたい人には非常にオススメ。
逆にシビアな戦闘や謎解きを求める人には全く向いていない。