ゲーム発掘レビュー第3弾「フラジール 〜さよなら月の廃墟〜」

どんどんゲームやって面白いのを見つけよう企画。
今回はかなりネタバレがあるので注意。

基本情報

タイトル フラジール 〜さよなら月の廃墟〜
ハード Wii
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル 廃墟探索RPG

よかった点

  • 世界観・風景が良い

すごく個人的な感想だけど、こういう「国破れて山河あり」な世界観がたまらなく好きだ。
新海誠の描きそうな線路の向こうに浮かぶ朝焼けと星空が交じり合った空とか、
人が消えてそのまま昭和テイストの町並みとか。
好きな人はこれだけで買う価値あると思う。

  • サブストーリーが良い

アイテムの記憶を読むサブストーリーがどれもよくできていて泣ける。

悪かった点

  • 戦闘バランスが微妙

武器が壊れるということで最初はかなりシビアな感じを受けたが、
中盤から金がはいて捨てるほど手に入るのでそこまで困らない。
一方で敵はたまに即死級の攻撃をしてくるというかなりワイルドなバランス。

  • レンの出番が少ない

「よし、今日はレンに会うところまでやろう」
・・・
「あれ、なかなか出てこないな。今日は終わるか・・・」

これが毎回。

んで、

「やったー!やっとレンに会えたぞ!」→ラスボス

おい。

  • クリア後のおまけ要素が無い

最近のゲームには何かしらついてるものだと思って期待してたけどマジで何もないっぽい。
さすがに豆腐になるモードとか無双モードとか雰囲気を壊すのはまずいけど、
ギャラリーとか回収アイテムリストとかあったらよかったなあ。

萌えランキング

  1. 世界
  2. レン
  3. 解体用クレーンについた大鉄球(正式名称はモンケーンらしい)
  4. 最後完全に忘れ去られていたP.F.さん

総評

廃墟が好きな人、
猫が好きな人、
バイオ系のアクションが好きな人、
ラノベ的なストーリーが好きな人、
昭和の町並みが好きな人、
新海誠の描く風景が好きな人、


オススメ。